2010/08/27

中国の「政策転換」に思う

先日、経済産業省が「第7回知的財産保護官民合同訪中代表団(ハイレベル)派遣の結果概要について」という資料を発表しました。これによれば、平成22年8月17日(火)から19日(木)までに行われた官民合同訪中団の派遣に際して、中国政府機関に対して模倣業者の再犯行為、インターネット上での知財侵害、知財に関する司法保護の強化等について建議を行ったところ、中国側から前向きな対応を行う旨の回答を得たそうです。

これについては日刊工業新聞もフォローしており、28日から北京で開かれる日中ハイレベル経済対話でも、直嶋正行経産相から取り組みの強化を申し入れる旨が報じられています。

経産省、中国の政策転換周知-知財保護で協力」 2010年08月27日 日刊工業新聞

知財の実効化に向けた中国の変化は歓迎すべきであり、中国側から前向きな回答を得るために努力された経産省その他関係者の方々の努力には敬意を表したいと思います。

ただ、中国はWTO加盟国であり、TRIPS協定を遵守しなければならない立場です。「知財制度を実効的なものとするのはそもそも当然の国際的義務なんじゃないの?」と、思ってしまうのは私だけでしょうか。

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