2010/11/11

ハトでも戦わなければならない時はある

以前、店名に関するラーメン店間の訴訟のニュースを取り上げましたが、今度はバス会社間の訴訟のニュースを見つけました。

「『はとバス』使わないで」 はとバスが「別府はとバス」を提訴  2010.11.9 産経ニュース

観光名所をめぐるツアーで有名な「はとバス」(東京都)が、大分県別府市でバス事業を展開する「別府はとバス」に対し、名称使用の差し止め等を求めて東京地裁に訴えを提起したとのことです。

主たる事業エリアが東京と別府で離れていたために今まであまり問題視されていなかったものが、情報化が進んだ結果、混同を生じかねない状態に至ったということでしょうか。原告(東京の「はとバス」)の代理人も「インターネットの普及で、検索されると同じ会社と混同される懸念が高まっていて、消費者保護の観点から望ましくない」と主張しているようです。「はとバス」に限らず、似たような名称の商品やサービスを異なる地域で異なる事業者が提供している例は多いでしょうから、今後同様の紛争が増えるかもしれませんね。

ところで、両「はとバス」は訴訟に先立ち1年以上も交渉を重ねてきたものの不調に終わったのだそうです。平和の象徴「はと」も争わなければならない時があるということですね。興味深い事案なので今後の経過を見守りたいと思います。

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