2010/12/31

その魚、本当に氷見のブリですか?

今年最後の投稿も食品偽装の問題について。前回前々回と同様の話題を取り上げましたので、「もういいよ」と言われそうですが。

氷見ぶり一部『偽装疑い』 築地市場が対策要望 出荷の業者は否定」 2010年12月30日 CHUNICHI Web

肉、米と来て、魚にも偽装の疑いです。どんなブランド食品にニセモノはつきものということでしょうか。ブランド力の低下を招かないためにもブランドホルダーの毅然とした対応が必要ではないかと思います。


さて、冒頭に述べたとおり、これが今年最後の投稿です。今年は2月にウェブサイトを公開、その後ブログやツイッターを開始、12月には新しい職場への移籍と、自分にしては新しいチャレンジの多い年でした。今後も積極的に新しいことに挑戦していきたいものです。

本ブログをお読み頂きありがとうございました。皆様よいお年を。
来年もよろしくお願いいたします。

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2010/12/25

その米、本当にコシヒカリですか?

前回の投稿でブランド牛肉の偽装問題について触れたばかりですが(「その肉、本当に松阪牛ですか?」)、こんどはブランド米について。

新潟県産コシヒカリ 8/50が“ニセモノ”」 2010年12月23日 Sponichi Annex ニュース

上記記事で、新潟県が各地で同県産コシヒカリとして販売されている米のDNA検査を行い、その結果を発表したということを知り、同県のウェブサイトもチェックしてみました。

新潟県産コシヒカリの平成22年度第3回DNA検査結果について」 2010年12月22日 新潟県HP
 
検査対象の50点中8点にコシヒカリ以外が含まれていたということにも驚いたのですが、新潟県がこのような調査を定期的に行っている(今回は今年度第三回目の調査)ということにも感心しました。米に限らず、ブランド農林水産物を抱えている自治体は積極的にこういった活動をするべきではないかと思います。もちろん、調査をするだけでなく、必要であればその後の法的措置等も積極的に行うべきでしょうね。上記スポニチの記事によれば新潟県知事は「刑事告発も視野に入れて対応したい」と語ったとのこと。今後の経過が注目されます。

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2010/12/17

その肉、本当に松阪牛ですか?

お歳暮の季節ですね。ブランド牛肉を贈った、贈られたという方も多いでしょうが、そのお肉大丈夫ですか。こんなニュースがありました。

九州産を『松阪牛』と偽装 井筒屋の肉店、倍の値で販売」 2010年12月16日 asahi.com

デパートにテナントとして入っていた精肉店が松阪牛と偽って九州産の牛肉を販売したというもの。偽装した張本人はテナントである精肉店なのに、デパートの名前ばかりが前面に出てしまい少々気の毒ですね。確かにデパートのテナント契約の場合、単なる建物の賃貸借と違ってテナントに対して介入できる権限が大きいのが普通だとは思いますが、だからと言ってテナントの偽装行為まで防止できるかというとなかなか難しいのではないでしょうか。

ところで「松阪牛」は地域団体商標として登録されています。すなわち、今回の件は商標権侵害を構成する可能性も高いわけです。牛肉を購入したお客さんへは代金を返却するそうですが、商標権者が賠償請求してきた場合の対応も考えておかなければならないかも。以前の投稿(「偽装表示をしてでも売上げを伸ばしたい方へ」) でも書きましたが、やはり偽装の代償は大きいと言わざるを得ないようです。

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2010/12/12

ニセモノ購入を疑似体験?

今年も政府が模倣品・海賊版撲滅キャンぺーンを始めました。特設サイトができていますので興味のある方はご訪問ください。

さて、そのサイトにはコピー商品を購入することで起きうるさまざまな被害がウェブ上で疑似体験できるというコンテンツが用意されています。私も早速やってみました。作った方には申し訳ないのですが、結論から言うと消費者への啓蒙効果には疑問ありという感じです。途中で選択肢があるので全てのパターンを体験したわけではないのですが、少なくとも私の見たパターンは映像効果ばかり凝っていて伝わってくる情報があまりありませんでした(でも、話のネタにはなると思うので是非試してみてください)。

私がサイト製作者なら、「ニセモノを買ってしまい嫌な目にあった」というストーリーを商品の種類ごとに示しますね。例えば次のような感じで。

1.ファッション製品

有名ブランドのバッグを買って職場に持って行ったら、ブランド物に詳しい同僚にニセモノと指摘されて恥をかいた。

2.食料品

ブランド食品を買ったら全然おいしくなかった。それを友人に話したら「本物がそんな値段で買えるわけないだろ」と笑われた。

3.医薬品

バイアグラをネット通販で買った。飲んでみたら体調が悪くなり、入院するはめになった。その後、全くの偽薬と分かった。

4.電化製品

純正品と称するインクカートリッジを買った。プリンタにセットして使ってみたら文字がかすれ、そのうちプリンタが壊れた。メーカーに文句を言ったら、偽造カートリッジと分かった。

5.玩具

有名外国ブランドの玩具を子供に買い与えた。子供が遊んでいるうちに舐めるなどし、そのうち体調を崩した。表面に真正品には絶対含まれていないはずの有害物質が塗布されていた。

こんな風にニセモノをつかまされた際の害悪を具体的に示した方が、効果的なんじゃないかと思うのですが、いかがでしょうか。

なお、私がこんな苦言を呈するのは、こうしたキャンペーンの重要性を強く認識し、是非続けて欲しいと思っているからです。「仕分け」の対象になってしまったら大変ですからね。もっとも、来年は政権が代わってしまい、「仕分け」制度自体が「廃止」の判定を受けているかもしれませんが・・・。

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2010/12/06

移籍しました

私事で恐縮ですが12月1日から所属事務所が変わりました。ただでさえ年末で忙しいのに、移籍に伴う諸手続き等に時間を取られ、ブログを更新する時間がなかなか取れません。新しい職場に慣れるまではこんな状態が続きそうですが、たまに思い出して覗いていただければ幸いです。