2010/12/12

ニセモノ購入を疑似体験?

今年も政府が模倣品・海賊版撲滅キャンぺーンを始めました。特設サイトができていますので興味のある方はご訪問ください。

さて、そのサイトにはコピー商品を購入することで起きうるさまざまな被害がウェブ上で疑似体験できるというコンテンツが用意されています。私も早速やってみました。作った方には申し訳ないのですが、結論から言うと消費者への啓蒙効果には疑問ありという感じです。途中で選択肢があるので全てのパターンを体験したわけではないのですが、少なくとも私の見たパターンは映像効果ばかり凝っていて伝わってくる情報があまりありませんでした(でも、話のネタにはなると思うので是非試してみてください)。

私がサイト製作者なら、「ニセモノを買ってしまい嫌な目にあった」というストーリーを商品の種類ごとに示しますね。例えば次のような感じで。

1.ファッション製品

有名ブランドのバッグを買って職場に持って行ったら、ブランド物に詳しい同僚にニセモノと指摘されて恥をかいた。

2.食料品

ブランド食品を買ったら全然おいしくなかった。それを友人に話したら「本物がそんな値段で買えるわけないだろ」と笑われた。

3.医薬品

バイアグラをネット通販で買った。飲んでみたら体調が悪くなり、入院するはめになった。その後、全くの偽薬と分かった。

4.電化製品

純正品と称するインクカートリッジを買った。プリンタにセットして使ってみたら文字がかすれ、そのうちプリンタが壊れた。メーカーに文句を言ったら、偽造カートリッジと分かった。

5.玩具

有名外国ブランドの玩具を子供に買い与えた。子供が遊んでいるうちに舐めるなどし、そのうち体調を崩した。表面に真正品には絶対含まれていないはずの有害物質が塗布されていた。

こんな風にニセモノをつかまされた際の害悪を具体的に示した方が、効果的なんじゃないかと思うのですが、いかがでしょうか。

なお、私がこんな苦言を呈するのは、こうしたキャンペーンの重要性を強く認識し、是非続けて欲しいと思っているからです。「仕分け」の対象になってしまったら大変ですからね。もっとも、来年は政権が代わってしまい、「仕分け」制度自体が「廃止」の判定を受けているかもしれませんが・・・。

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