2011/10/03

税関での輸入差止をオススメするこれだけの理由

久しぶりに本ブログのメインサイトである偽造品対策情報室のコンテンツを検討してみたら、意外と税関での手続に関する記述が薄いことに気づきました。メインサイトは追って更新するとして、とりあえず輸入差止について簡単にここへ記しておきます。


1.税関での輸入差止って?

知的財産権(不正競争防止法に基づく権利含む)に基づいて、侵害品が輸入されるのを税関で止めてもらうための制度です。次のサイトもご参照ください。http://www.customs.go.jp/mizugiwa/chiteki/pages/b_001.htm


2.メリットは?

(1) 国内市場への流入阻止

 国内へ輸入される段階で差止められるため、国内市場への偽物の流入を水際で阻止できます。

(2) 国家権力による強力な監視・排除

 税関という政府機関が国家権力をもって侵害品を監視し、迅速な手続のもとで、これを排除してくれます。悪質な事案については税関からの告発により警察が刑事事件として取り締まりを行うこともあります。

(3) 情報収集機能

 輸入差止が受理された後は、税関で発見された疑義貨物に関して税関からの通知の形で様々な情報(輸入者、輸出国、数量等)が権利者にもたらされます。その後の偽物対策に有益な情報となるでしょう。

(4) しかも低コスト

 税関に対して手数料等を支払う必要はありません。


3.申立の方法は?

所定の申請様式を用いて税関へ申立を行うことが必要です。
http://www.customs.go.jp/mizugiwa/chiteki/pages/j_001.htm

具体的な記載例はこんな感じです(商標権に基づく申立の例、リンク先はPDFファイル)。
http://www.customs.go.jp/mizugiwa/chiteki/pages/syouhyou.pdf

申立の際に特に重要なのは本物(貴社製品)と偽物の識別ポイントを分かりやすく記載することです。具体的な記載例はこんな感じです(商標権に基づく申立の例、リンク先はPDFファイル)。
http://www.customs.go.jp/mizugiwa/chiteki/pages/syouhyou2.pdf


スムースな申立にはコツがあります。ご興味のある企業様はお気軽にご相談ください。→Contact

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